短い髪でも三つ編みはできる？崩れないコツと簡単アレンジを美容師が解説

短い髪でも三つ編みはできる！その魅力とメリット

髪が短いと三つ編みは難しいと思われがちですが、実際は短い髪でも工夫次第で三つ編みアレンジを楽しめます。

まずは短い髪に三つ編みをする魅力とメリットをお伝えします。

① 三つ編みで可愛らしい雰囲気に変わる

ショートヘアはクールでさっぱりとした印象になりやすいですが、三つ編みをプラスすることで一気に柔らかく女性らしい雰囲気を演出できます。普段のスタイルに小さな変化を加えるだけで、印象がぐっと華やかになります。

② 顔まわりを華やかに見せられる

前髪やサイドを三つ編みにするだけでも、顔まわりの雰囲気が変わります。シンプルなショートスタイルでも、顔が明るく見えて写真映えしやすいのも魅力です。

③ 短い髪でも扱いやすく崩れにくい

三つ編みにすることで髪がしっかりまとまり、短い毛先が広がりにくくなります。普段の生活の中で動いても崩れにくいので、忙しい日にも安心して取り入れられます。

④ おしゃれの幅を広げられる

ショートヘアはアレンジの幅が狭いと感じやすいですが、三つ編みを取り入れることでバリエーションが増えます。カジュアルからフォーマルまで、シーンに合わせてスタイルを変えられるのもメリットです。

美容師からのアドバイス

短い髪でもあきらめずにぜひ三つ編みアレンジに挑戦してみてください。小さな三つ編みでも表情が変わり、おしゃれの幅が広がります。

ここがポイント！

ショートヘアでも三つ編みアレンジは可能
三つ編みで短い髪に女性らしい柔らかさをプラス
短い髪のマンネリ解消に三つ編みがおすすめ
少し編むだけでも印象を大きく変えられる

短い髪で三つ編みをするときの基本のやり方

ショートヘアで三つ編みをする基本のやり方をわかりやすく解説します。特に短い髪の場合、三つ編みの編み目がゆるむと崩れやすいので、少しきつめにしっかり編むのがコツです。

① 髪を3等分に分ける

まず編みたい部分の髪を均等に3つの毛束に分けます。均等にすることで編み目が整い、仕上がりがきれいになります。

② 毛束を交互に重ねて編む

左右の毛束を交互に中央へ重ねていきます。短い髪は編み目がゆるむと崩れやすいため、少しきつめに編むのがポイントです。

③ 根元に近い位置から編み始める

短い髪は毛先の長さが足りないため、なるべく根元に近い位置から編み始めると安定します。これにより毛先が飛び出しにくくなります。

④ ゴムやピンでしっかり固定する

編み終わったら小さなゴムで結び、短い毛先はピンで補強します。固定をきちんとすることで、一日中崩れにくいスタイルが作れます。

三つ編みと編み込みの違いは？

「三つ編み」は毛束3本だけで編むのに対し、「編み込み」は編みながら周りの髪を少しずつ足して一緒に編んでいくスタイルです。

短い髪で三つ編みが難しい場合は、編み込みなら髪が頭皮に沿って固定されるため、崩れにくくなります。たとえばショートヘアで全体を編むのが難しい場合は、トップから襟足に向かって編み込みにすることで、短い毛もしっかりまとめることができます。

美容師からのアドバイス

短い髪を三つ編みするときは、まず髪を均等に分け取ることと、編む際に毛束をしっかり持つことが大切です。すべての髪を無理に編もうとせず、届かない毛先はピンで留めたり後れ毛として残すと自然に仕上がります。

ここがポイント！

髪は3つに均等に分けて編む
短い髪は編み始める位置を高めにすると編み目が安定
毛束は常に引き締めてゆるまないように編む
編み込みなら短い毛も一緒にまとめやすい

短い髪で三つ編みを崩れにくくするコツ

短い髪で三つ編みを作る場合、崩れやすさがデメリットになることも。そんな場合は、次のポイントを押さえると髪同士がまとまり、崩れにくくなります。

① ワックスやスタイリング剤をなじませる

編む前に髪全体に軽くワックスやスタイリング剤をつけると、短い毛が飛び出しにくくなります。まとまりが良くなり、仕上がりもきれいになります。

② 編み目をきつめに引き締める

短い髪はゆるみやすいため、編むときは毛束をしっかり引き締めながら進めましょう。きつめに編むことで時間が経っても崩れにくくなります。

③ 小さなゴムやピンで毛先を補強する

毛先が短い場合は、透明や小さめのゴムで結んだ後にピンで固定するのがおすすめです。特に毛先が飛び出しやすいショートボブには効果的です。

④ 後れ毛をあえて残す

どうしても飛び出してしまう毛は無理に押し込まず、後れ毛として残すと自然でこなれた雰囲気に仕上がります。無理にまとめるよりもおしゃれに見えます。

美容師からのアドバイス

短い髪の三つ編みを長持ちさせるには、編む前のワックス使用と仕上げのスプレーが効果的です。また、後れ毛やピンを上手に活用して、崩れにくいのにきっちりしすぎない今どきの質感を楽しみましょう。

ここがポイント！

編む前にワックスなどで髪を整える
編み目は常に引き締めてゆるませない
短い毛先はゴムやピンでしっかり固定
飛び出る毛は無理に入れず後れ毛に活用

短い髪に似合う三つ編みアレンジスタイル

短い髪でも工夫次第でさまざまな三つ編みアレンジが楽しめます。

髪全体を編み込むのが難しい場合は、ハーフアップにして上半分だけ三つ編みにする方法がおすすめです。耳より上の髪を後ろで一つにまとめてから三つ編みすれば、残った襟足の短い髪はそのままでもOK。髪を全部編まなくても華やかなアレンジになります。

また、前髪やサイドを編み込むアレンジも簡単で人気です。前髪を編んでピンで留めれば編み込み風の前髪アレンジに、サイドの髪を編み込めばヘアバンド風のアクセントになります。

ハーフアップ三つ編みでショートヘアも華やかに

上の髪だけを三つ編みにするハーフアップアレンジは、短い髪でも挑戦しやすく華やかに見える鉄板スタイルです。後ろでまとめる位置を高めにすると、編み目がより目立って可愛くなります。残した下の髪はストレートでも巻いてもOKです。

美容師からのアドバイス

短い髪でも似合う三つ編みアレンジはたくさんあります。最初はうまくできなくても、何度か練習するうちにコツがつかめてきます。焦らずいろいろなアレンジにチャレンジしてみてくださいね。

ここがポイント！

ハーフアップ三つ編みなら短い髪でも華やかにできる
前髪やサイドを編み込むだけの簡単アレンジもおすすめ
すべての髪を編まなくてもアレンジは十分楽しめる

短い髪の三つ編みに関するよくある質問

Q1. 短い髪でも三つ編みはできる？

はい、短い髪でも三つ編みアレンジは可能です。一般的にあごくらいの長さ（ボブ程度）があれば問題ありません。肩より短い場合でも、ハーフアップにしたり前髪・サイドだけを編むなど工夫すれば十分可愛いスタイルが作れます。

ただ、耳が見えるくらいの超ショートだと全てを編むのは難しいため、一部だけ編み込むスタイルがおすすめです。

Q2. ショートヘアの三つ編みがすぐ崩れてしまう時はどうすればいい？

編む前にワックスや少量の水で髪を整えるのがポイントです。また、編んでいる最中は毛束をきつめに引きながら編み進めましょう。

仕上げにハードスプレーで全体を固定すると格段に崩れにくくなります。どうしても出てくる短い毛は、ピンで留めたり後れ毛として残してしまうと良いでしょう。

Q3. 三つ編みと編み込みはどう違う？短い髪に向いてるのはどっち？

三つ編みは3つの毛束だけで編むスタイルで、編み込みは編みながら少しずつ周りの髪を足して一緒に編んでいくスタイルです。

編み込みは髪が頭に固定されるので、短い髪でも崩れにくいという利点があります。ショートヘアで全体をまとめたい場合は編み込みのほうが向いています。

ただ、編み込みはテクニックが必要なので、難しい場合は無理にせず前髪やサイドだけを三つ編みする簡単アレンジから始めると良いでしょう。

まとめ

短い髪だからと三つ編みアレンジをあきらめる必要はありません。ショートヘアでも、工夫しだいで女性らしく可愛いスタイルが作れます。

三つ編みを取り入れることで、いつもの髪型に変化をつけたり、髪が短くてもうまくまとまらない悩みを解消したりすることができます。

短い髪で三つ編みを綺麗に仕上げるには、基本の編み方を押さえつつ、スタイリング剤やピンを使って崩れにくくすることが大切です。

全ての髪を無理に編まなくても、ハーフアップや前髪だけなど部分的に編むだけでも十分おしゃれを楽しめます。焦らず練習を重ねて、自分に似合うアレンジを見つけてくださいね。

この記事からわかる5つのポイント

短い髪でも三つ編みは可能。工夫次第で女性らしいスタイルに変えられる
髪を3等分して根元近くから編むと、編み目が安定し崩れにくい
編む前にワックスを使い、仕上げにスプレーをすると短い髪でも崩れにくい
全て編むのが難しいときはハーフアップや前髪だけ編むなど部分アレンジでOK
フルの三つ編みが難しければ編み込みを活用。短い髪もまとめやすくなる