三つ編み裏表の違いとは?仕上がりと編み方のポイントを美容師が解説

三つ編み

三つ編みを作ろうとしたとき、「裏表って何だろう?」と疑問に感じたことはありませんか? 実は三つ編みには、毛束の交差の仕方によって「表編み」と「裏編み」の2種類があります。

「自分の三つ編み、なんだかイメージと違う…」とお悩みの方も大丈夫。この記事では、三つ編みの裏表それぞれの特徴と編み方をやさしく解説します。読むと、自分のなりたいイメージに合わせて三つ編みを使い分けられるようになりますよ。

この記事でわかること

  • 三つ編みの表編みと裏編みの違い(見た目・編み方)
  • 表編み三つ編みの基本的なやり方とコツ
  • 裏編み三つ編みの基本的なやり方とコツ
  • 裏編み・表編みの難易度や仕上がりの印象の違い
  • シーンに応じた三つ編み裏表の使い分け方

三つ編みの裏表とは?表編みと裏編みの違い

まず知っておきたいのは、三つ編みに表編みと裏編みという裏表の違いがあることです。簡単に言うと、毛束を上から重ねて編むのが表編み、毛束を下からくぐらせて編むのが裏編みになります。その違いによって編み目の出方や仕上がりの雰囲気が変わるのです。

表編みは毛束を上に、裏編みは毛束を下に交差

表編みでは三つ編みの各段階で外側の毛束を中央の毛束の上に重ねながら編み進めます。編み目は内側に織り込まれる形になり、髪になじむようなフラットな仕上がりになります。

一方、裏編みでは毛束を中央の毛束の下にくぐらせて編んでいきます。編み目が表面に浮き上がるぶん立体的で、表編みよりも編み目がくっきり目立つのが特徴です。 表編みは編み目が髪になじみますが、裏編みは編み目が表に浮き出るのがわかります。

パッと見た違いはわずかですが、編み方ひとつで印象が変わるのは面白いですよね。次の章からは、それぞれの三つ編みの編み方を具体的に解説していきます。

美容師からのアドバイス

表編みと裏編みの違いを知っておくと、なりたい仕上がりのイメージに合わせて三つ編み方法を選べます。両方の編み方をマスターすればヘアアレンジの幅が広がるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

ここがポイント!

  • 毛束を上から重ねるのが表編み、下から通すのが裏編み
  • 表編みは編み目が内側に入り、フラットになじむ仕上がり
  • 裏編みは編み目が表面に浮き出て、立体感のある仕上がり
  • 編み方ひとつで三つ編みの見た目や雰囲気が変わる

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三つ編み(表編み)のやり方

まずはオーソドックスな表編みの三つ編みのやり方です。子供の頃からおなじみの編み方で、慣れてしまえばシンプルですよ。

  1. 髪を3つの毛束に分けます。(事前にワックスやオイルを髪になじませておくと毛束がまとまり編みやすくなります)
  2. 右の毛束を中央の毛束の上に交差させて中央に持っていき、中央の毛束と入れ替えます。次に左の毛束を中央の毛束の上に交差させて中央に持っていきます。
  3. 同じように左右交互に毛束を中央に重ねながら、毛先まで編み進めます。編んでいる途中も、毛束がゆるまないよう適度に引き締めながら進めましょう。
  4. 毛先まで編んだら、ゴムで結ぶ前に編み目を指で少しずつ引き出して全体を軽くほぐします。最後に毛先をゴムで結べば完成です。

美容師からのアドバイス

最初はゆっくりでも大丈夫なので、毛束を交差する順番を確認しながら丁寧に編んでみてください。編み目を均一に仕上げるには、編んでいる途中も毛束を適度に引き締めてテンションを保つことがポイントですよ。

ここがポイント!

  • 髪は左右・中央の3束に均等に分ける
  • 右→中央、左→中央の順で毛束を上から交差する
  • 交差のたびに毛束をしっかり締めて編み目を均一に
  • ゴムで結ぶ前に編み目をほぐすとこなれ感アップ

三つ編み(裏編み)のやり方

次に、裏編み(三つ編み)の編み方を解説します。基本の動作自体は表編みと同じですが、毛束の交差方向が逆になるだけで印象が変わりますよ。

  1. 髪を3つの毛束に分けます。(基本の準備方法は表編みと同じです)
  2. 右の毛束を中央の毛束の下からくぐらせて中央に持っていき、中央の毛束と入れ替えます。次に左の毛束も下から中央に持っていきます。
  3. あとは左右交互に毛束を下から中央に交差させながら、毛先まで編んでいきましょう。表編みのときと逆の手順になりますが、ゆっくり落ち着いて続ければ大丈夫です。
  4. 毛先まで編んだら、ゴムで結ぶ前に編み目を少しずつ引き出してほぐします。編み目を立体的に見せたい場合は、斜め上方向に引き出すと横に広がりすぎずバランス良く仕上がります。最後に毛先をゴムで結んで完成です。

美容師からのアドバイス

裏編みは手の動きが普段と逆になるので、最初は少し戸惑うかもしれません。ゆっくりでも構わないので、「毛束を下から通す」動きを一回一回確認しながら編んでみてくださいね。慣れてくればスムーズに編めるようになりますよ。

ここがポイント!

  • 毛束を下からくぐらせて中央に交差させるのが裏編み
  • 毛束を下に通すぶん編み目が表面に浮き出て立体的になる
  • 基本の手順は表編みと同じなので難しくない
  • ほぐすときは編み目を斜め上に引き出すとバランス良く仕上がる

三つ編みの裏表で難しさと仕上がりは違う?

三つ編みの裏表の違いについて、「どちらが難しいのか?」と気になる方もいるかもしれませんが、結論から言えば両者の難易度に大きな差はありません。 

どちらも三つ編み自体の基本動作は同じで、毛束を上から重ねるか下から重ねるかの違いだけだからです。そのため、「裏編みだから特別に難しい」「表編みだから簡単」ということはなく、慣れてしまえばどちらも同じ要領で編めます。

ただし、普段表編みばかりしていると、いざ裏編みをしようとしたとき一瞬混乱することはあるかもしれません(逆もまた然りです)。ですが落ち着いて手順を思い出せば問題ないので、ご安心くださいね。

表編みと裏編み、どっちが可愛い?

では「どっちが可愛いの?」という点についても、優劣はつけられません。裏編みと表編みは編み目の出方が異なるため、仕上がりの雰囲気が変わるだけです。

裏編みは編み目がくっきり浮き出る分、華やかで存在感のある印象になります。編み目をあえて見せてアレンジのアクセントにしたいときにぴったりです。

一方、表編みは編み目が控えめで髪になじむため、清楚でナチュラルな印象になります。編み目を目立たせず落ち着いた雰囲気にしたいときに向いているでしょう。

どちらの三つ編みもそれぞれ可愛らしさがあり、「裏編みはダサい」という心配は不要です。 シーンや好みに応じて、自分がしっくりくる編み方を選べばOKですよ。

美容師からのアドバイス

編み方による難易度の差は気にしすぎなくて大丈夫です。それよりも、自分がやりやすいと感じる編み方から練習してみましょう。どちらの三つ編みも魅力的なので、見せたい雰囲気に合わせて使い分けることでおしゃれの幅が広がりますよ。

ここがポイント!

  • 裏編みと表編みで基本的な難しさに大差はない
  • 毛束を上から重ねるか下から通すかの違いだけで手順は同じ
  • 編み目を強調したいなら裏編み、髪になじませたいなら表編み
  • どちらも可愛く仕上がるので好みに合わせてOK

よくある質問

Q1. 三つ編みの裏編みと表編みの違いは何ですか?

裏編みは毛束を下から交差させて編む方法で、編み目が表面に浮き出るのが特徴です。表編みは毛束を上から重ねて編み、編み目が内側に入るため髪になじんだフラットな見た目になります。

一言でいえば、毛束を交差させる向きが逆で、それによって編み目の見え方が異なるという違いです。

Q2. 裏編みの三つ編みはダサいって本当ですか?

いいえ、そのようなことはありません。裏編み(三つ編み)は編み目がくっきり浮き出る分、立体感のあるおしゃれなアレンジとして最近は人気です。表編みよりも存在感が出るので、アレンジ次第ではとても華やかに仕上がります。

「裏編み=ダサい」という心配は不要です!大事なのは自分が可愛いと思える編み方で、楽しみながらヘアアレンジすることです。

Q3. 三つ編みを綺麗に仕上げるコツはありますか?

はい、いくつかポイントがあります。まず、編んでいる最中は毛束を常に均一な力で引くよう意識しましょう。

強く引きすぎると一部が細くなり、弱すぎるとゆるんで崩れやすくなるため、バランスが大切です。また、編み始める前にワックスやヘアオイルを髪になじませておくと毛束がまとまり編みやすくなります。

仕上げに編み目を少しずつ引き出してほぐすと、適度なボリュームが出てこなれた雰囲気になりますよ。

まとめ

三つ編みには、表裏の二つの編み方があります。それぞれ毛束の交差方向が違い、編み目の出方や仕上がりの印象に差が生まれます。

表編みは編み目が内側になじむため清楚でナチュラルな印象、裏編みは編み目が浮き出て華やかで立体感のある印象です。難易度に大きな違いはなく、どちらも練習すれば簡単にできるようになります。

三つ編みの表裏は上から交差するか下から交差するかの違いだけなので、構える必要はありません。気軽に挑戦して、三つ編みの裏表をマスターし、気分やシーンに合わせて自在にヘアアレンジを楽しんでくださいね。

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