「卒業式・卒園式に参列する母親の髪型ってどうすればいいの?」と悩んでいませんか?
フォーマルな式典とはいえ、プロ並みに凝ったヘアセットを自分で用意するのは大変ですし、かといって何もしないのは不安ですよね。子どもが主役の卒業式・卒園式では、派手すぎず清潔感のある髪型にしたいものの、お祝いの場ですから地味すぎるのも避けたいところ。
この記事では、卒業式・卒園式にふさわしい母親のヘアスタイルについて美容師の視点から解説します。シンプルな一つ結び(ポニーテール)でも上品に見せるコツやマナーを詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事でわかること
- 卒業式・卒園式に母親が一つ結びでも良い理由
- 式典で好印象を与える髪型のマナーとポイント
- 一つ結びを上品に見せるための簡単アレンジ方法
- 卒業式・卒園式の髪型をセットする際の注意点(後れ毛・ボリュームなど)
- 母親に似合うヘアアクセサリーの選び方
卒業式・卒園式の母親の髪型に一つ結びはOK?
卒業式・卒園式に出席する母親のヘアスタイルとして「一つ結び」はマナー違反にならないか心配する方も多いですが、結論から言えば上品で清潔感があれば一つ結びでも問題ありません。
華美になりすぎず髪をきちんとまとめていれば、シンプルな一つ結びでも十分フォーマルな場にふさわしい印象を与えられます。
実際、卒業式・卒園式・入学式などでは控えめで清楚な髪型が基本であり、子どもより目立つような派手なスタイルは避けるべきとされています。その点、一つ結びは髪をすっきりまとめることで清潔感が出せるうえ、主張しすぎない定番スタイルと言えるでしょう。
上品さと清潔感があれば一つ結びもOK
大切なのは髪型そのものよりも「上品さ」と「清潔感」を演出できているかどうかです。極端に凝ったアレンジでなくても、髪をブラッシングして整え、後れ毛を最小限に抑えてすっきりまとめておけば、一つ結びでもきちんとした印象になります。
「何もしない」のではなく、最低限のヘアケアとスタイリングを施すことで、一つ結びは卒業式・卒園式の母親の髪型として十分に通用します。また、お辞儀や写真撮影の際に髪が乱れにくいのも一つ結びの利点です。
子どもの晴れ舞台に花を添える控えめなスタイルとして、自信を持って選んでください。
美容師からのアドバイス
一つ結びはシンプルなだけに、手抜きをすると生活感が出てしまいます。普段あまりヘアセットしないお母さんでも、ブラシで艶を出したりスタイリング剤で整えたりするだけで清潔感がアップしますよ。無理に派手なアレンジをしなくても、丁寧にまとめた一つ結びなら十分フォーマルな印象になります。
ここがポイント!
- 卒業式・卒園式の母親の髪型は清潔感と控えめさが鉄則
- 一つ結びは上品で目立ちすぎない定番スタイル
- 子どもが主役のため派手すぎる髪型はNG
- 後れ毛は最小限にしてだらしなく見せない
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卒業式・卒園式の母親にふさわしい一つ結びのポイント

一つ結びを卒業式・卒園式向けに上品に仕上げるには、結ぶ位置と髪の質感が重要です。
ポイント① 結ぶ位置
まず結ぶ高さですが、ポニーテールは高い位置よりも低めの位置でまとめる方が落ち着いた印象になり、フォーマル感が高まります。「耳たぶの高さ」を目安に、首元近くで結ぶと上品で大人っぽい雰囲気に仕上がります。
一方、後頭部の高い位置で結ぶポニーテールは元気でカジュアルな印象が強いため、卒業式・卒園式のような場にはあまり適しません。
ポイント② 髪の質感
次に髪の質感ですが、結ぶ前に髪全体をゆるく巻いておくと柔らかなニュアンスが出て華やかさがアップします。ストレートのまままとめるよりも表情が生まれ、地味になりすぎるのを防げます。
また、トップ(頭頂部)の髪を少し指でつまんで引き出し、ふんわりボリュームを持たせると、シルエットに立体感が出てよりエレガントです。
低めの位置+ゆる巻きで上品なシルエットに
ポイントは低めの位置に結ぶことと、あらかじめ髪を巻いておくひと手間です。事前に32mm程度のコテで全体をざっくり巻いておけば、簡単に毛流れに表情が出てこなれた印象になります。
髪質が柔らかかったり量が少なめだったりする人ほど、何もせずにまとめるとペタンと地味になりがちです。しかし、巻き髪+低め結びのひと工夫でサイドやバックからのシルエットが一気に華やぎます。逆に髪が多く広がりやすい場合は、巻きすぎず軽く毛先を整える程度に留めると上品にまとまります。
いずれにせよ、自分の髪の状態に合わせて質感を調整し、控えめながらも品の良い一つ結びを目指しましょう。
美容師からのアドバイス
卒業式・卒園式向けの一つ結びは「低め×ゆる巻き」が合言葉です。高い位置で結ぶとカジュアルになりすぎるので要注意。首元でまとめることでグッと大人っぽくなりますよ。また、あらかじめ全体を巻いておくと後から崩しやすく、ふんわりシルエットを作りやすいです。
ここがポイント!
- 一つ結びは首に近い低めの位置でまとめると落ち着いた印象に
- 髪を巻いてから結ぶと華やかさと立体感がアップする
- トップの髪を軽く引き出し、ふんわりボリュームを出す
- 髪が柔らかい・少ない人ほど事前のゆる巻きでペタンコ防止
一つ結びを上品に見せるひと工夫
シンプルな一つ結びでも、ちょっとした工夫でグッとオシャレで上品な印象に仕上げることができます。
たとえば、髪をただゴムで結ぶだけでなく、結び目に一手間加えてみましょう。定番は「くるりんぱ」というアレンジです。低めの位置で結んだ毛束の上部を二つに割り、その隙間に毛先を上からくるっと通すだけで完成する簡単テクニックですが、不器用な人でも挑戦しやすく華やかに見えるのでおすすめです。
また、両サイドの髪束を少し残しておき、後ろでクロスさせてから一緒に結ぶ方法もあります。サイドの毛束を後ろで交差させて結び目に巻き付けると、さりげないボリュームとアクセントが加わり上品な仕上がりになります。
このようにサイドの髪を活用したアレンジにより、シンプルな一つ結びがワンランクアップします。
くるりんぱやゴム隠しでフォーマル感アップ
もう一つのひと工夫はヘアゴムを髪で隠すテクニックです。
結び目に使用したゴムが丸見えだとややカジュアルな印象になるため、毛束の一部をゴムに巻き付けて留めたり、飾り付きのヘアピンでゴム部分を隠したりすると良いでしょう。結び目を上手に隠すだけでグッとフォーマル感が増します。先述のサイドをクロスさせるアレンジでも自然とゴムが隠れるのでおすすめです。
また、仕上げにハードスプレーを吹きかけておけば、式の最中に髪型が崩れる心配も減ります。後れ毛が出やすい襟足や耳周りにはピンで留めるか、ワックスで整えておくと一日中きれいなシルエットをキープできます。
細部まで配慮したひと工夫で、シンプルな一つ結びがより上品で洗練された印象になるでしょう。
美容師からのアドバイス
正直、一つ結びはシンプルだからこそ細かな工夫で大きな差がつきます。おすすめは「くるりんぱ」やゴム隠しのテクニック。誰でも簡単にできて、一気に凝ったアレンジ風に見せられますよ。仕上げに表面の浮き毛を抑えるスタイリング剤を使えば、プロにセットしてもらったような完成度になります。
ここがポイント!
- くるりんぱで簡単に凝った風のアレンジに変身
- サイドの髪をねじって後ろで留めると上品なアクセントに
- ゴム部分を毛束で隠すと一気にフォーマル感がアップ
- スプレーやピンで崩れや後れ毛をしっかり防止する
卒業式・卒園式の母親に似合うヘアアクセサリー選び

最後に、ヘアアクセサリーの使い方について触れておきましょう。卒業式・卒園式に参列する母親の髪型では、「派手すぎない上品なアクセサリー」を選ぶことが大切です。シンプルな一つ結びに華やかさをプラスしたい場合、小ぶりで上品なデザインのヘアアクセがおすすめです。
たとえば、パールがあしらわれた細身のバレッタを結び目付近につけるだけで、地味になりがちな後ろ姿がぱっと華やぎます。実際に「一つ結びをねじって毛先を留めるだけの簡単アレンジでも、バレッタを使えばサマになる」という声もあります。また、レザー調の細いリボンが付いたヘアゴムなども甘くなりすぎずトレンド感が出せるアイテムです。
一方で、シュシュ(布製のヘアゴム)を使う場合は注意が必要です。カジュアルな印象になりやすいため、どうしても使うなら光沢のあるサテン生地や落ち着いた色味のものを選びましょう。飾りが大きすぎるコサージュやビジューたっぷりのヘアアクセは目立ちすぎてしまうためNGです。
基本は「控えめだけど品がある」ものを選び、髪型と調和させることで全体のバランスを取るようにしましょう。
上品なアクセでさりげなく華やかさをプラス
具体的なおすすめとしては、先述のパール系バレッタの他に細めのカチューシャも人気です。
黒や紺などダークカラーのカチューシャはフォーマルなスーツスタイルにもマッチし、クラシカルで知的な印象を与えてくれます。髪をすっきり一つに結んだ上でカチューシャを付ければ、前から見たときも寂しい感じにならず上品に決まります。
もちろん付け過ぎは禁物なので、ヘアアクセサリーは1点に留めるのが鉄則です。ほんのりと華やぎを添える程度の控えめアクセを一つ取り入れるだけで、卒業式・卒園式らしい晴れやかな母親スタイルが完成します。
美容師からのアドバイス
卒業式・卒園式のヘアアクセサリー選びに迷ったら「シンプルだけど質の良いもの」を選びましょう。小粒パールの飾りが付いたバレッタや細いリボンゴムなら、一つ結びに付けるだけで一気に華やぎます。髪型とアクセを含めてトータルで上品にまとまるよう意識すると失敗しませんよ。
ここがポイント!
- ヘアアクセは小ぶりで上品なデザインを選ぶ
- パールやリボン付きのバレッタは一つ結びによく映える
- 黒や紺の細めカチューシャはフォーマル感を演出できる
- 派手な色・大きすぎる飾りは卒業式・卒園式では避けること
よくある質問
Q1. 卒業式の母親のヘアセットは美容院に行くべきですか?
美容院でセットしてもらうと安心ですが、必須ではありません。低めの一つ結びや軽い巻き髪なら、自分でも上品に仕上げられます。不安な場合は事前に一度練習しておくと安心です。
Q2. 髪を下ろしたままでもマナー違反になりませんか?
下ろしたスタイルでも問題ありませんが、「清潔感」と「整った印象」が大切です。毛先を軽く巻いたり、前髪を留めたりして、きちんと感を出すのがポイントです。
Q3. 卒業式に合うヘアアクセサリーはどんなもの?
小粒パールや細リボンなど、控えめで上品なデザインが最適です。大きすぎる飾りや派手な色は避け、スーツや着物に調和する落ち着いたアクセを選びましょう。
まとめ
卒業式の母親の髪型は、一つ結びのようなシンプルなスタイルでも十分に上品に仕上がります。
大切なのは「清潔感」と「控えめな華やかさ」。低めにまとめ、くるりんぱやゴム隠しなどの小技を加えるだけで、ぐっと洗練された印象になります。
派手すぎず地味すぎない、一つ結びはまさに卒業式にぴったりのママヘア。晴れの日にふさわしい上品な装いで、お子さんの門出を素敵に彩りましょう。
 
  
  
  
  

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