40代の一つ結びを老け見えさせない4つのポイントとは?美容師が解説

一つ結び

40代になってから「一つ結びにするとなんだか老けて見える…」と感じていませんか?若い頃はラフにまとめるだけでサマになっていた髪型も、年齢を重ねると悩みのタネになることがあります。

ですがちょっとした工夫で、40代でも一つ結びをおしゃれに楽しむことができるのです。この記事では、美容師がそのポイントをやさしく解説します。

この記事でわかること

  • 40代の一つ結びが「老け見え」しやすい理由
  • 40代でも若見えする一つ結びの結び方のコツ
  • ヘアゴムの位置や後頭部ボリューム調整テクニック
  • 40代におすすめ!一つ結びをおしゃれに仕上げるポイント

40代の一つ結びが老け見えしてしまう理由

40代になると髪質やボリュームに変化が現れ、若い頃と同じまとめ髪では「なんだか疲れて見える…」と感じることが増えてきます。若い頃は無造作でもサマになっていた一つ結びですが、40代からは少しの工夫が必要になってくるのです。

ここでは、40代の一つ結びが老け見えしがちな理由について、詳しく見ていきましょう。

老け見えの理由① 髪のハリ・コシがなくなる

40代になると髪のハリ・コシが弱まり全体がぺたんとしがちなうえ、分け目や生え際の白髪が露出すると老けた印象に繋がります。

また前髪がある方の場合、結ぶと前髪の端がパックリ割れて額の地肌がのぞき、薄毛っぽく感じてしまうこともあります。そのため、シンプルな一つ結びが貧相で疲れた印象に見えてしまいます。

老け見えの理由② 分け目や白髪が目立ちやすい

きっちりと分け目をつけた状態で髪を結ぶと、地肌や白髪が露出しやすくなり、清潔感が損なわれます。これが老けた印象につながる大きな要因になります。

老け見えの理由③ フェイスラインが強調される

さらに、髪を後ろにまとめることでフェイスラインのたるみも隠せず、顔が大きく見えてしまうことも。全体をきつくひっつめた一つ結びは表情まで強ばって見え、「おばさん見え」を招く原因にもなりかねません。

老け見えの理由④ 全体の印象が地味になりがち

髪のボリュームが足りず、アクセントがない一つ結びは、服装やメイクとのバランスも悪くなり、結果として老けて見られることがあります。

美容師からのアドバイス

40代以降は髪のハリやコシが低下し、うねり・ゴワつきやすくなるなど個人差はあれどエイジング現象が起こります。その状態で何もせずに髪をまとめると艶が出にくく、ボサボサで疲れた印象に。ですが、決して一つ結びを諦める必要はありません。髪や頭皮の変化を理解し、それに合わせた工夫をすれば若々しく素敵なひとつ結びができます。

ここがポイント!

  • 40代は髪のハリ・コシが弱まり、髪質が変化する
  • 一つ結びで分け目や白髪が目立つと老け見えに直結
  • きつく結びすぎると表情まで厳しく見えるので注意

美容師に無料相談できるQ&Aサイト



Answer Bは、美容師があなたのお悩みに無料で答えてくれるQ&Aサイトです。
「カラー後のケアが不安」「切れ毛に悩んでいる」などなど…どんな悩みでも相談OK。

ログインや会員登録は不要。完全無料なので髪のお悩みがある方は気軽に相談してみると良いでしょう。

Answer Bはこちら

40代の一つ結びが若見えする!結び方の4つのポイント

大人の一つ結びでは、結ぶ高さとボリュームの出し方が印象を左右します。ここでは、結び方のポイントを4つに絞って解説します。

若見えポイント① 分け目をつけずにざっくりまとめる

まず、髪に分け目をつけると地肌が目立ちやすくなります。きっちりコームでとかすより、軽く手ぐしで集めたほうが地肌が見えにくく自然に仕上がります。

若見えポイント② 結ぶ位置は低めor耳の高さに

結ぶ位置は基本的に襟足近くの低めか、耳の高さあたりがおすすめです。中途半端に高い位置で結ぶと、幼く見えるだけでなく、横から見たときに首との間に空洞ができて手抜きな印象に見えるので注意しましょう。

若見えポイント③ 後頭部に丸みを出す

髪をゴムでひとつに束ねたら、トップ(後頭部のあたり)の毛束を指で少しずつ引き出し、ふんわり丸みを持たせます。こうすることでぺたんこ感を防ぎ、薄毛や絶壁(後頭部が平らな状態)もカバーできます。

また、シンプルなゴムで結んだ場合は、毛先の一部をゴムに巻き付けて留めるとぐっと垢抜けた印象になります。

若見えポイント④ 後れ毛は控えめに残す

顔まわりに少し髪を残すと優しい印象になりますが、後れ毛の出しすぎには注意が必要です。

40代では、厚めの毛束を垂らしすぎるとだらしなく疲れた印象になりがち。耳前に細い毛束を1〜2本おろす程度に留め、スッキリと見せるのが大人らしいバランスです。

前髪がある場合も、厚い前髪をそのまま下ろすより軽く流すかシースルー気味にすると垢抜けて見えます。

美容師からのアドバイス

結ぶ高さひとつで印象が大きく変わります。後頭部に丸みを出すように毛束を引き出すだけでも、仕上がりが見違えますよ。最初は少しずつ調整しながら、自分に合うバランスを探してみてくださいね。

ここがポイント!

  • 分け目をつけずに手ぐしでざっくりまとめる
  • 結ぶ位置は襟足〜耳の高さが◎(高すぎ注意)
  • 後頭部の毛束を引き出してボリュームアップ
  • ゴムは髪で巻き隠すとより上品に仕上がる

40代の一つ結びをおしゃれに仕上げるテクニック

最後に、ひとつ結びをさらに垢抜けさせる仕上げテクニックをご紹介します。

まず、40代の髪こそ下準備が肝心。結ぶ前にスタイリング剤を使っておくことが重要です。おすすめは髪にツヤを与えつつまとまりをよくするヘアオイルやバーム。髪全体に薄くなじませてからまとめれば、パサつきやアホ毛(短い切れ毛)が落ち着き、ぐっと上品な印象になります。

また、結ぶ前にドライヤーで根元をふんわり立ち上げておくと、分け目が目立たずトップが潰れにくくなるので一石二鳥です。髪が直毛でボリュームが出にくい方は、軽くコテで巻いてから結ぶと毛束を引き出しやすくなります。

仕上げにキープスプレーを吹きかければ崩れ防止もバッチリです。さらに余裕があれば、お気に入りのヘアアクセサリーをプラスしてみましょう。小ぶりでシンプルな飾りを結び目付近につければ、さりげなく華やかさも演出できます。

美容師からのアドバイス

ひとつ結びをより素敵に見せるには、結ぶ前のひと手間を惜しまないでください。オイルでツヤを出したり、根元をふんわりさせておくだけで、仕上がりが見違えますよ。

ここがポイント!

  • 結ぶ前にオイルやバームで髪にツヤ・まとまりをプラス
  • ドライヤーで根元を立ち上げて分け目&ペタンコ感を解消
  • 髪が直毛なら事前に巻いて毛束を引き出しやすくする
  • 仕上げにスプレーでキープ&シンプルなヘアアクセで華やかさをプラス

よくある質問

Q1. 40代では、一つ結びはどのくらいの高さで結ぶのが良いですか?

40代の大人女性には、首の付け根に近い低めの位置がおすすめです。耳の高さくらいでもバランス良く仕上がりますが、高すぎる位置は横から見たときに隙間ができて手抜きに見えやすいので注意しましょう。

Q2. 髪が細く少ない40代でも一つ結びは似合いますか?

髪が少なくても工夫すれば一つ結びを素敵に楽しめます。結ぶ前にドライヤーで根元を立ち上げたり、結んだ後にトップの毛束を引き出してボリュームを出すと、髪が少なくてもふんわり見せられます。また、髪色を明るめにしておくと地肌とのコントラストが弱まり、薄毛も目立ちにくくなります。

Q3. 40代の一つ結びは後れ毛を出した方が良いですか?

少量の後れ毛を出すと柔らかい印象になります。ただし出しすぎは禁物です。耳の前に細い毛束を少し垂らす程度にとどめ、スッキリ感とこなれ感のバランスを取りましょう。

まとめ

一つ結びはシンプルな髪型ですが、40代女性にとっては少し工夫が必要なスタイルです。しかし、ここまで解説してきたポイントを押さえれば、誰でも若見えする上品な一つ結びが可能です。

髪質の変化に合わせて結ぶ位置やボリュームを調整し、スタイリング剤で艶とまとまりをプラスすれば、シンプルなまとめ髪も格段に垢抜けます。

難しいテクニックは必要ありません。ぜひ今回ご紹介したコツを取り入れ、40代ならではの自分らしい一つ結びアレンジを楽しんでくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました