「イメチェンでエクステを付けてみたいけど、どの方法が良いの?」
「シールエクステって取れやすかったり高かったりしない?」
こんな疑問や不安はありませんか?シールエクステは最近人気のエクステンション方法ですが、メリットもデメリットも存在します。
この記事では、シールエクステの良い点・悪い点を美容師がわかりやすく解説します。また、シールエクステを長持ちさせるお手入れ方法や、よくある疑問への回答も紹介しますので、シールエクステを検討中の方はぜひ最後まで読んでみてください。
この記事でわかること
- シールエクステとはどんなエクステか?基本的な仕組みと特徴
- シールエクステの主なメリット(自然になじむ、装着が早い 等)
- シールエクステの主なデメリット(外れやすい、費用がかかる 等)
- シールエクステを長持ちさせるお手入れ方法と注意点
シールエクステとは?

シールエクステは、その名の通りシール(粘着テープ)部分で地毛にエクステを装着する方法です。
薄い両面テープ付きの毛束で自分の髪を挟み込むように付けるため、装着・取り外しが比較的簡単で、近年エクステの主流になりつつあります。他のエクステ(編み込みや超音波エクステなど)に比べて手軽で仕上がりが自然な点が特徴で、初めてエクステに挑戦する方にも選ばれています。
たとえば、従来主流だった編み込みエクステは地毛を細かく三つ編みにして留めるため施術に時間がかかり、編み目がボコボコしてしまうことがありました。シールエクステなら接着面が平らなシールを貼るだけなので短時間で済み、仕上がりもより自然です。
シールエクステはどんな人に向いている?
装着が簡単で地毛になじみやすいため、短時間で自然なロングヘアを楽しみたい人におすすめです。
特に編み込みだとボコボコしやすい細い髪質の方でも、シールエクステなら違和感なく馴染みます。また、色付きのエクステを使えばブリーチせずにハイトーンカラーを取り入れられるのも魅力です。
シールエクステ=派手というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、自然な仕上がりなので大人の女性のナチュラルなスタイルにも多く利用されています。地毛のボリュームアップ目的で付けるケースもあり、年代を問わず人気です。
美容師からのアドバイス
シールエクステは扱いやすい反面、安易に付けすぎると思わぬトラブルになることも。まずは信頼できる美容師に相談して、自分に合った方法か確認すると安心ですよ。
ここがポイント!
- シール(両面テープ)で自毛に接着するエクステ
- 装着・取り外しが比較的簡単で短時間
- 接着部が平らで目立たず自然に馴染む仕上がり
- 近年人気が高まっているエクステ方法
美容師に無料相談できるQ&Aサイト

Answer Bは、美容師があなたのお悩みに無料で答えてくれるQ&Aサイトです。
「カラー後のケアが不安」「切れ毛に悩んでいる」などなど…どんな悩みでも相談OK。
ログインや会員登録は不要。完全無料なので髪のお悩みがある方は気軽に相談してみると良いでしょう。
シールエクステのメリット4選

シールエクステには、自然な見た目や施術時間の短さなど多くのメリットがあります。ここでは主な利点を見ていきましょう。
メリット① 地毛となじみやすく自然な仕上がりになる
シール部分が非常に薄いため、地毛と一体化するようになじみます。接着部分もフラットなので、見た目がごわつかず、装着しているのが分かりにくいのが特長です。エクステ初心者でも「違和感なくイメチェンできた」と感じる人が多いです。
メリット② 装着が短時間で済む
編み込みエクステに比べて施術時間が短く、平均して1時間ほどで装着が完了します。忙しい方でも手軽にロングヘアを楽しめるのが魅力です。
メリット③ ブリーチなしでカラーが楽しめる
インナーカラーやハイライトなど、ポイントカラーもシールエクステならダメージなしで再現可能。髪を傷めずにカラーを試してみたい方にぴったりです。
メリット④ 頭皮や髪への負担が少ない
接着には熱や編み込みを使わないため、頭皮や自毛へのダメージが比較的少なく済みます。特に髪が細い人やダメージが気になる人には優しい選択肢です。
美容師からのアドバイス
シールエクステの良さを最大限生かすには、質の良いエクステを正しく装着することが大切です。装着後は根元を引っ張りすぎないなど日々の扱いに気を付けて、メリットを長く享受しましょう。
ここがポイント!
- 装着が早く短時間で理想のロングヘアにできる
- 接着部が平らで目立たず自然な仕上がりになる
- 編み込みより頭皮への負担が少なく快適
- カラーエクステでブリーチなしのイメチェンも可能
シールエクステのデメリット4選
一方でシールエクステには、外れやすさなどいくつかのデメリットも存在します。事前に知っておきたい注意点を確認しましょう。
デメリット① 水や油分に弱く外れやすい
シールの粘着部分は水分や油分に弱く、シャンプーや皮脂、スタイリング剤の影響で外れやすくなります。特にオイル系のヘアケア製品には注意が必要です。
デメリット② 自分で外すと髪を傷めることがある
無理に引きはがすとシールが残ったり、地毛が抜けたりする可能性があります。専用のリムーバーを使用し、美容室で外してもらうのがベストです。
デメリット③ 多く付けると費用がかかる
シールエクステは1枚ごとの毛量が少ないため、希望のボリュームによっては多くの本数が必要になり、価格が高くなる傾向があります。事前の予算確認は必須です。
デメリット④ 寿命が短く定期的なメンテナンスが必要
一般的な持ちは1〜2ヶ月程度で、伸びてくると見た目にも影響します。定期的に美容室でのメンテナンスや付け替えが必要です。
美容師からのアドバイス
シールエクステの弱点を理解したうえで正しくケアすれば、トラブルはぐっと減らせます。外れそうだからといって自分で無理に引っぱらず、気になるときは早めに美容室で相談しましょう。
ここがポイント!
- テープ部分は水濡れや油分で外れやすいので注意
- 自分で無理に外すとシールだけ残り髪を傷める恐れあり
- 1枚ごとの毛量が少ないため多く付けると費用がかさむ
- エクステの寿命は1〜2ヶ月程度で付け替えが必要
シールエクステを長持ちさせるには?ケア方法と注意点

シールエクステをできるだけ長く綺麗な状態で保つには、日々の正しいお手入れが欠かせません。
シールエクステはどれくらい持つ?
シールエクステの持続期間は個人差がありますが、装着してから約1ヶ月、長くても2ヶ月程度が一般的です。
根元が伸びて目立ってきたり、粘着力が弱まって外れやすくなったりするため、その頃を目安に付け替えやメンテナンスを行います。できるだけ長持ちさせたい場合は、日頃のケアを丁寧に行いましょう。
シールエクステのお手入れと注意点
普段から次のポイントに気を付けることで、シールエクステを長持ちさせることができます。
まず、装着当日はエクステ部分を濡らさないようにしましょう。シャンプーは指の腹で地肌を優しく洗い、根元をゴシゴシこすらないようにします。トリートメントやオイルは接着部分を避けて塗布し、流し残しにも注意が必要です。
洗髪後はできるだけ早く根元までしっかりと乾かし、濡れたまま長時間放置しないことが大切です。また、髪をとかす際は根元を手でおさえながらゆっくりブラッシングすると、エクステの外れや絡まりを防げます。
なお、就寝時は髪をゆるく結んでおくと、枕との摩擦による絡まりやエクステへの負担を減らせます。
美容師からのアドバイス
シールエクステは丁寧にケアすれば、きれいな状態を長く保てます。逆に雑に扱うと外れやすくなるため、毎日のひと手間を惜しまないようにしましょう。
ここがポイント!
- 装着当日はエクステ部分を濡らさない
- シャンプーは指の腹で優しく地肌を洗う
- 根元にトリートメントやオイルを付けない
- ドライヤーで根元までしっかり乾かす
よくある質問
Q1. シールエクステは取れやすいって本当ですか?
正しく装着されたシールエクステは、すぐに全部が取れてしまうようなことはありません。ただしテープ装着部分に水分や皮脂がつくと粘着力が落ち、外れやすくなるのは事実です。
日頃からエクステ部分を強く引っ張らない、根元にオイルを付けないなど注意すれば、比較的長く維持できます。逆に雑に扱うと取れやすくなってしまうので気を付けましょう。
Q2. シールエクステの料金はいくらくらいかかりますか?
シールエクステの値段は本数によって変わりますが、1本あたり約300〜500円が相場です。装着には通常40〜80本程度使うため、トータルでは2万円〜4万円前後になるケースが多いです。
希望のスタイルや自毛の長さによって必要本数が増えると費用も高くなるので、事前に美容師さんと相談してみてください。
Q3. シールエクステを自分で付けたり外したりできますか?
部分的にならセルフで付けることも可能ですが、後ろの方を自分一人で綺麗に付けるのは難しいです。
外す際も専用のリムーバーを使えば自宅で取れないことはありませんが、シールの粘着が残りやすく髪を傷める原因にもなります。やはり専門の美容師に任せるのが安全で、仕上がりも綺麗です。
まとめ
シールエクステには、手軽にイメージチェンジできて自然な仕上がりになるといったメリットがある一方で、外れやすさや費用面などのデメリットも存在します。
シールエクステのメリット・デメリットの両方を理解した上で、自分に合った方法かどうか見極めることが大切です。正しい装着とお手入れを心がければ、シールエクステは安全に魅力的なヘアスタイルチェンジを楽しめるでしょう。
気になる方はぜひ一度美容師に相談し、理想のスタイルを実現してくださいね。


コメント