ダブルカラーをすると根元のリタッチも含まれているの?と疑問に思ったことはありませんか。
明るい髪色を楽しみたい反面、カラー後に伸びてくる地毛(いわゆるプリン髪)の対処法が分からず不安……という方も多いでしょう。
この記事では、ダブルカラーとリタッチの関係や、知っておきたい費用・頻度などのポイントを分かりやすく解説します。最後まで読めば、ダブルカラーを長く綺麗に楽しむためのヒントがきっと見つかりますよ。
この記事でわかること
- ダブルカラー施術にリタッチが含まれるか(料金や予約の注意点)
- ダブルカラーとは何か?ワンカラーとの違い
- リタッチカラーの意味と必要な頻度
- ダブルカラー後の色落ちを防ぐアフターケア方法
- プリン髪を目立たせないヘアスタイルの工夫
ダブルカラーにリタッチは含まれるの?
結論から言えば、ダブルカラーの施術にリタッチは含まれません。
ダブルカラーは「ブリーチ+オンカラー(全体カラー)」のセットメニューであり、施術後に根元が伸びて生じた部分の染め直し(リタッチ)は別メニューでお願いする必要があります。
初回は全頭ブリーチしますが、2回目以降は根元だけブリーチしてカラーを重ねるリタッチダブルカラーという施術になります。ただしサロンによってメニュー名が異なる場合もあります。
専用メニューがなくても、予約時や施術前の相談で「根元だけリタッチ希望」と伝えれば柔軟に対応してもらえるでしょう。
施術メニューと料金の確認ポイント
ダブルカラーを繰り返し楽しみたい方は、予約時のメニュー選択にも気をつけましょう。「ダブルカラー(リタッチ)」や「ブリーチリタッチ+カラー」といったメニューが用意されている場合があります。その際はそれを選択しましょう。
メニューが見当たらない場合は通常のダブルカラーを予約し、備考欄や来店時のカウンセリングで「根元○cm伸びているのでリタッチ希望」と伝えてください。そうすれば当日スムーズに対応してもらえます。
また、料金もリタッチだからといって大幅に安くなるわけではなく、通常のダブルカラーとほぼ同等と考えておきましょう。根元数センチのブリーチでも高い技術と手間がかかるため、多くのサロンで全頭ブリーチと同程度の料金設定になっています。
美容師からのアドバイス
ダブルカラーのリタッチを依頼するときは、遠慮せず現在の髪の状態を詳しく伝えましょう。「前回ブリーチしてから◯ヶ月経過し、◯cmほど黒髪が伸びています」など具体的に説明すれば、美容師も最適な施術プランを提案しやすくなります。メニュー選びに迷ったら、事前に電話で相談してみるのも良いでしょう。
ここがポイント!
- ダブルカラーにリタッチは基本的に含まれない
- 「リタッチダブルカラー」として別メニュー扱いが多い
- 料金はフルカラーと同等になることもある
- 予約時に根元ブリーチ希望と伝えることが大切
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そもそもダブルカラーとは?

ダブルカラーとは、美容室で髪を2回に分けて染めるカラー技術です。
具体的には、1回目にブリーチで髪の色素を抜き(明るくし)、2回目にお好みのカラーを入れます。この2工程により、通常の一回染め(ワンカラー)では出せない鮮やかな発色や透明感を実現できるのが魅力です。
たとえば黒髪からパステルカラーや高明度のアッシュ系カラーにしたい場合、ダブルカラーが必要になります。
ただし、その分髪へのダメージも大きく、時間や料金もワンカラーよりかかる点には注意が必要です。理想の髪色を叶えるために行うダブルカラーですが、仕上がりを長く楽しむにはその後のお手入れも重要になってきます。
ワンカラーとの違い
ワンカラー(通常のヘアカラー)は、ブリーチをせずに1回で髪を染める方法です。地毛の明るさによって発色が左右されるため、暗めの髪色から大幅に明るくすることは難しいです。
一方、ダブルカラーはブリーチ+カラーの二段階を踏むことで、暗い髪でも希望の明るさ・色味に近づけられます。
また、ワンカラーでは伸びてきた根元との差が比較的目立ちにくいのに対し、ダブルカラーは明るく染める分、根元が伸びたときのプリン現象(根元だけ地毛色が出てしまう状態)が起きやすい特徴もあります。
美容師からのアドバイス
ダブルカラーをする前に髪のコンディションを整えておきましょう。ブリーチは髪に負担がかかるため、事前にトリートメントでケアをしておくとダメージを軽減できます。カラー後も美容師に勧められたホームケアを継続することで、美しい髪色とツヤを保ちやすくなります。
ここがポイント!
- ダブルカラーはブリーチ+カラーの二段階施術
- ワンカラーより鮮やかな発色が可能
- 髪へのダメージや時間・費用もかかる
- 綺麗な仕上がりを保つには事前と事後のケアが重要
リタッチとは?プリン髪を防ぐ施術
リタッチとは、前回染めた部分との色の差をなくすために伸びた根元だけを染め直す施術です。ヘアカラーでは新しく生えてきた地毛部分にカラー剤を塗り、ブリーチが必要な場合は根元のみブリーチを行います。
髪は1ヶ月に約1cm伸びるため、明るいカラーをしている場合は1.5〜2ヶ月も経てば根元の地毛が目立ち始めてしまいます。毛先とのコントラストが強くなるこの状態を、俗に「プリン髪」と呼びます。
リタッチカラーは、そんなプリン状態を解消し、全体を染めたての綺麗な色に揃えることが目的です。
リタッチが必要になるタイミング
プリン髪が気になり始めるタイミングは人それぞれですが、一般的には根元が2〜3cm伸びた頃が目安と言われます。それ以上放置すると境目がくっきりして美容院に行くまで気になってしまうでしょう。
また、4ヶ月以上経って根元が5cm以上伸びてしまうと、一度のリタッチでは毛先の明るい部分と色を馴染ませるのが難しくなります。
美容師からのアドバイス
リタッチは早すぎても髪に負担がかかるため、目安より頻繁に染め直すのはおすすめしません。特にブリーチリタッチの場合、最低でも1ヶ月半は間隔を空けてから行うようにしましょう。適切なタイミングでリタッチを続ければ、髪のダメージを抑えつつキレイな髪色をキープできます。
ここがポイント!
- リタッチは根元の新生部だけを染める施術
- 髪は月に約1cm伸びるため2ヶ月でプリン状態に
- 2〜3cm程度でのリタッチが理想的
- 放置しすぎるとリタッチでは馴染ませにくくなる
ダブルカラー後のケアと色持ちアップのコツ

ダブルカラーで理想の髪色になった後も、綺麗な色を長持ちさせるためのアフターケアが欠かせません。
- カラー後48時間はシャンプーを控える
- 洗浄力の優しいシャンプーやカラー専用トリートメントを使う
- 熱や紫外線を避ける
などの工夫で色落ちを大幅に抑えられます。
たとえば、ドライヤーやヘアアイロンの温度を必要以上に上げず、外出時はUVカットスプレーで髪を保護しましょう。こうしたホームケアを徹底することで、サロン帰りの美しい髪色をできるだけ長くキープできます。
プリン髪を目立たせない工夫も
忙しくて頻繁にリタッチに行けない場合は、プリン髪が目立ちにくいヘアスタイルにするのも一つの手です。
根元から毛先に向けて徐々に明るくするグラデーションカラーや、ハイライトを交えたデザインカラーなら、地毛が伸びても境目が分かりにくくなります。また、色落ちしてきたら思い切ってワントーン暗めのカラーを上から重ねてしまえば、根元とのコントラストが減りプリン状態が目立たなくなります。
自分のライフスタイルや好みに合わせて、無理のない方法でヘアカラーを楽しみましょう。
美容師からのアドバイス
ブリーチをした髪は特に傷みやすいので、日頃から保湿ケアを心がけてください。紫外線ダメージを防ぐヘアオイルや洗い流さないトリートメントを使うと、色持ちだけでなく髪の手触りも良くなります。また、次回リタッチする際もコンディションの良い髪の方が綺麗に仕上がりますよ。
ここがポイント!
- カラー後は48時間シャンプーを控えると色持ちアップ
- 紫外線・高温による退色を防ぐ工夫が効果的
- カラーシャンプーやトリートメントで色を補う
- グラデーションや暗髪カラーでプリン髪対策も可能
よくある質問
Q1. ダブルカラーした髪は次回もまたダブルカラーで染め直す必要がある?
基本的には全頭を再度ブリーチする必要はありません。前回ダブルカラーをした髪であれば、次回は根元のブリーチ+全体カラーのリタッチ施術(いわゆるリタッチダブルカラー)で十分です。
すでに毛先までブリーチされている部分を再度ブリーチすることはダメージが大きく、通常行いません。伸びた部分だけを明るくして全体にカラーを重ねれば、初回と同じような仕上がりになります。
ただし、何ヶ月も放置して根元が大幅に伸びてしまった場合や、もっと明るい色にしたい場合には、美容師の判断で全体のブリーチが提案されることもあります。
Q2. ダブルカラー後にワンカラーで染め直しても大丈夫?
はい、可能です。ダブルカラーをした髪に通常のヘアカラーを重ねても問題ありません。特に暗めのカラーを上から入れると、伸びた根元とのコントラストが小さくなりプリン状態が目立ちにくくなるメリットがあります。
ただし、一度暗いカラーを重ねるとせっかくの明るい髪色は落ち着いたトーンに戻ってしまう点には注意しましょう。また将来また明るい色にしたくなった場合、改めてブリーチが必要になります。
Q3. ブリーチのリタッチはどのくらい髪が伸びたら行うべき?
一般的には2〜3cmほど根元が伸びたらリタッチどきです。期間でいうと前回のカラーから約2ヶ月が目安になります。それくらいまでの根元部分であれば、多くのサロンで追加ブリーチの「リタッチ」として対応してもらえます。
逆に5cm以上伸びてしまうと、一回のブリーチでは毛先との色が繋がりにくく、サロンによっては全体カラーで染め直す提案を受けることもあるでしょう。
目安としては根元3cm以内に収めて、早め早めにリタッチするのが綺麗な髪色を保つコツです。
まとめ
ダブルカラーは希望通りの明るい髪色にできる反面、その後のリタッチが欠かせないカラー施術です。本記事で述べたように、ダブルカラー自体にリタッチは含まれず、色を保つには定期的な根元のブリーチ+カラーが必要になります。
費用も毎回かかりますが、美容師と相談しながらベストなタイミングでケアを続ければ、ダブルカラーの魅力的な髪色を長く楽しむことができるでしょう。
リタッチ頻度やケア方法を踏まえて計画的にカラーを続ければ、髪の負担を抑えつつ理想の色を無理なくキープできます。ぜひ本記事の内容を参考に、無理のない範囲で理想のヘアカラーを楽しんでくださいね。


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