カラー後すぐストレートパーマはNG?正しい順番と注意点を美容師が解説

カラー

「ヘアカラーをした後にストレートパーマもかけたいけど、すぐにやって大丈夫かな?」と悩んでいませんか。

カラー後にストレートパーマをかけるタイミングや順番は、多くの方が疑問に思うポイントです。髪へのダメージやカラーの色落ちも心配ですよね。

この記事では、美容師の視点からカラーとストレートパーマを上手に両立させる方法をやさしく解説します。最後まで読むことで、ベストな施術順や間隔、髪を傷めないポイントがわかり、憧れのさらさらストレートとキレイな髪色を同時に楽しめるようになるはずです!

この記事でわかること

  • ヘアカラーとストレートパーマはどちらを先にすべきか
  • カラー後すぐにストレートパーマをするリスクと注意点
  • カラーとストパーの施術間隔の目安と理由
  • カラーとストパーを同時に行うことは可能か
  • ダメージを抑えるアフターケアのポイント

カラー後すぐにストレートパーマはできる?

ヘアカラーをした直後に「早く髪をまっすぐにしたい!」とストレートパーマを検討する方もいるでしょう。しかし、結論から言うと、カラー直後のストレートパーマ施術はおすすめできません。 

その理由は大きく2つあります。

  1. 髪へのダメージ
  2. 色落ちのリスク

ひとつずつ見ていきましょう。

NGな理由① 髪へのダメージ

1つ目の理由は髪へのダメージ。カラー直後の髪はキューティクルが開いた不安定な状態で、一時的にデリケートになっています。そこにさらに強い薬剤を使うストレートパーマを重ねると、髪内部のタンパク質まで傷みやすくなります。

結果、髪がパサついたり最悪切れ毛の原因になる可能性があります。

NGな理由② 色落ちのリスク

2つ目の理由は色落ちです。ストパーの薬剤は髪を軟化させる過程でカラーの染料も一緒に流出させてしまいます。せっかくお気に入りのカラーに染めても、すぐストパーをすると色持ちが悪くなってしまうのです。

美容師からのアドバイス

カラーの後にどうしてもストレートパーマをかけたい場合でも、最低でも1~2週間は間隔を空けましょう。髪を休める時間を作ることでダメージと色落ちを最小限に抑えることができますよ。

ここがポイント!

  • カラー直後の髪にストパーを重ねるとダメージが増幅しやすい
  • ストパーの薬剤でカラーの色素が流出し、色落ちしやすくなる
  • カラー後にストパーをするなら最低1〜2週間空けるのが理想
  • 焦らず間隔を取ることで髪の負担とカラー退色を軽減できる

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ストレートパーマとカラー、正しい施術の順番は?

では、ヘアカラーとストレートパーマはどちらを先に行うのが良いのでしょうか。

美容師が推奨する正しい順番は「ストレートパーマを先、カラーを後」にすることです。まずストレートパーマでくせ毛やうねりをしっかり伸ばし、その後にカラーリングで色味を入れる流れが理想的とされています。こうすることでカラーの発色や持ちを損なわずにすむからです。

逆にカラーを先にしてしまうと、後からかけるストレートパーマの薬剤によってせっかくのカラーが退色し、思ったような色味をキープできないリスクがあります。

特にカラー直後数日〜1週間程度でストパーをすると、髪が希望より明るくなってしまうケースが多いです。

ストパーを先にかけるメリット

ストレートパーマ→カラーの順にする一番のメリットは、カラーの色持ちが良くなることです。ストパーを先に施術することで、その後に入れるカラーの染料がしっかり髪に定着し、退色しにくくなります。

またストパー施術後に髪を一度洗浄してからカラーリングするため、薬剤の残留による影響も少なく、ムラなく染まりやすい利点があります。

髪へのダメージ面でも、一度に強い施術を重ねない分、多少なりとも負担を分散できます。

美容師からのアドバイス

カラーとストレートパーマを両方したい場合は、ストレートパーマを先に行いましょう。 可能であれば日を改めてカラーをするのがベストです。その際1〜2週間程度空けておくと、カラーの仕上がりも綺麗で髪のダメージも抑えられます。

ここがポイント!

  • 基本はストレートパーマ→カラーの順が◎(色落ち防止のため)
  • カラー先行でストパーを後からかけると高確率で色が抜ける
  • ストパー後すぐのカラーも避け、できれば1週間以上空けて染める
  • 日程に余裕を持たせることで色ムラやダメージのリスクを低減

同じ日にカラーとストパーはできる?同時施術のリスク

忙しくて何度も美容室に行けない場合、「カラーとストレートパーマを同時に済ませたい」と考える方もいるでしょう。

技術的には同じ日にカラーとストレートパーマを施術することも可能です。ただし、プロの視点から見ると同時施術は髪への負担が非常に大きいため基本的にはおすすめできません。

ストレートパーマとカラーはいずれも髪に強い化学処理を行う施術です。両方を一度に行うと、髪の結合を切断し熱で形状を変えた直後に再度キューティクルを開いて染料を入れることになり、髪内部へのダメージが重複します。

その結果、仕上がりの手触りが悪くなったり、最悪の場合チリチリとしたビビリ毛になってしまうリスクもゼロではありません。また、一度に行うことで施術時間も長丁場になり、髪への負担がさらに増す点にも注意が必要です。

カラーとストパー、同時に施術する場合の注意点

どうしても同日にカラーとストパーをしたい場合は、施術前に美容師としっかり相談しましょう。髪質やダメージの度合いによっては、サロン側から断られるケースもあります。

同時施術OKの場合でも、片方(特にカラー)の仕上がりに妥協が必要になるかもしれません。

たとえば、縮毛矯正とカラーを同時に行う場合は、

  • カラーの発色が狙い通りにならない
  • ストレートの持ちが若干落ちる可能性がある

といったリスクも考慮しましょう。

安全策としては、ストパーとカラーの間にトリートメントを挟んでダメージを緩和したり、負担の少ない薬剤を選んでもらうなどの工夫が求められます。

美容師からのアドバイス

時間を節約したい気持ちはわかりますが、同日施術は最終手段と考えてください。髪の安全を第一に考えるなら、やはり施術日は分けた方が無難です。同時に行う場合も信頼できる美容師さんに任せ、アフターケアまで含めて相談しましょう。

ここがポイント!

  • カラーとストパーの同時施術は技術的に可能だが髪への負担大
  • 2つの化学処理を重ねることでダメージやビビリ毛のリスクが上がる
  • どうしても同日に行う時は事前に美容師に相談し、髪の状態をチェックしてもらう
  • 基本は別日施術が安全:髪の健康と仕上がりクオリティを優先しよう

カラーとストレートパーマを両立させるために

ヘアカラーとストレートパーマをどちらも楽しみたいなら、施術後のケアにも気を配りましょう。

まず、施術直後のシャンプーはできるだけ控えることが大切です。カラー後もストパー後も、最低24〜48時間は洗髪を我慢することで、カラーの定着やストレートの持ちが良くなります。

また日々のホームケアでは、カラー専用のシャンプーやダメージ補修効果の高いトリートメントを使い、髪の潤いと色持ちをキープしましょう。ドライヤーやコテの熱は髪を乾燥させ退色を促すため、高温を避けて使用し、洗い流さないトリートメントなどで熱から保護することもポイントです。

定期的に美容室でトリートメントやヘアケアのメンテナンスを受けると、ダメージの蓄積を防ぎつつカラーとストパーの美しい状態を長持ちさせられます。

美容師と相談して最適なプランを

カラーとストレートパーマを繰り返し施術していく場合、髪質やダメージレベルは人それぞれ異なります。信頼できる美容師に相談し、自分の髪の状態に合った施術スケジュールや使用薬剤を提案してもらいましょう。

「今回はカラー優先」「次回はストパー優先」など、その時々でベストな選択をすることで、髪への負担を最小限に抑えつつ理想のスタイルを保つことができます。

プロの視点を借りながらケアしていけば、カラーとストパーを両立させてもツヤのある美髪を維持できますよ。

美容師からのアドバイス

カラーとストレートパーマを両方楽しむには、アフターケアが欠かせません。 自宅でのケアと美容室での定期的なメンテナンスを組み合わせて、髪の健康を守りましょう。小さな積み重ねが、美しいストレートとカラーを長持ちさせる秘訣です。

ここがポイント!

  • カラーやストパー施術直後は24〜48時間シャンプーを控えると持ちが良くなる
  • カラー専用シャンプーや補修トリートメントで色持ち&ダメージケア
  • ヘアアイロンやドライヤーの熱は控えめに。熱保護剤の使用も◎
  • 定期的に美容師のケアを受けて、ダメージを溜めないようにする

カラー後のストレートパーマに関するよくある質問

Q1. カラーとストレートパーマは同日にできますか?

技術的には可能ですが、髪への負担が非常に大きいためおすすめしません。両施術は強い薬剤を使うため、同日に行うとダメージが重なります。できれば日を分け、髪を休ませる時間を確保しましょう。

Q2. カラーとストレートパーマの間隔はどのくらい空ければいいですか?

最低でも1週間以上空けるのが理想です。髪の状態やダメージ具合によっては、2週間以上空けた方が安全な場合もあります。担当美容師と相談して、髪に合ったスケジュールを組みましょう。

Q3. ストレートパーマ後にカラーをすると色は入りにくいですか?

髪がアルカリ性に傾いている状態では染料の入り方に差が出ることがあります。ストパー後は髪の状態が一時的に不安定になるため、カラーの発色にムラが出ることも。数日~1週間程度空けてから染めるのがベストです。

まとめ

ヘアカラー後にストレートパーマをかけたい場合は、適切な順番とタイミングを守ることが大切です。

基本的にはストレートパーマを先に行い、カラーは日を改めて施術するのが髪に優しく色持ちも良い方法です。どうしてもカラー後にストパーをする場合でも、最低1〜2週間は間隔を空けるようにしましょう。

また、同時施術は髪への負担が大きいため避けるのが無難です。美容師と相談しながらスケジュールを立て、施術後は丁寧なホームケアと定期的なサロンケアで髪をいたわれば、ストレートパーマとカラーを両立させても美しい髪を保てます。

焦らず計画的に行うことで、さらさらのストレートヘアとお気に入りの髪色を安心して楽しんでくださいね。

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