襟足の髪がいつも首まわりで邪魔に感じていませんか?
髪を伸ばしている途中で襟足だけ妙に長くモサっとしたり、アップヘアにすると襟足の後れ毛が飛び出してしまったり…。ふと首に手をやったとき、「あっ、襟足が鬱陶しい!」とストレスを感じる方も多いでしょう。
実は襟足の髪は、生え方や長さのバランスによって扱いが難しい部分です。
この記事では、襟足が邪魔になる原因と解決策を、美容師の視点からやさしく解説します。この記事を読めば、煩わしい襟足とも上手に付き合えるようになるはずです。
この記事でわかること
- 襟足の髪が邪魔に感じる主な理由とシチュエーション
- 襟足が邪魔なときの対処法(カットで整える方法)
- 襟足を切りたくない場合のスタイリング対策
- 髪を伸ばし中でも襟足を綺麗に保つコツ
この記事がおすすめの人
- 襟足の髪が首に当たって鬱陶しいと感じている人
- ショートから伸ばしかけで襟足の扱いに悩んでいる人
- ポニーテールなどまとめ髪で襟足の後れ毛が気になる人
- 襟足の生えグセやハネのせいでヘアスタイルが決まらない人
襟足が邪魔に感じるのはどんなとき?
襟足の髪が「邪魔だな」と感じてしまうのには、次のような典型的なシチュエーションがあります。どの場面でストレスを感じるかを知っておくと、対処法も見つけやすくなります。
① 髪を伸ばしかけのとき
ショートから伸ばしている途中は、襟足だけ先に伸びてしまいがち。首に触れる髪がモサモサして、鬱陶しく感じられるケースが多いです。
② 生えグセや髪質の影響
襟足の扱いにくさには個人差もあります。特に生えグセ(毛流れ)の強い襟足は、ヘアスタイルに大きな影響を与えます。
襟足の毛流れが逆向きに生えていると、短く切ったときにハネや浮きが出やすくなります。髪が太く密集している場合も、首元が重たくなって扱いにくくなります。
③ まとめ髪をしたとき
ポニーテールやお団子にした際、襟足の短い毛が後れ毛となって落ちてきます。特に運動時や夏場は、首に貼りついて不快感につながります。
④ 髪量が多くカットから時間経過したとき
カットからしばらく経つと、襟足に厚みが出て首周りだけモサモサ。全体のシルエットが崩れ、野暮ったく見えてしまうことがあります。
美容師からのアドバイス
襟足は日常のちょっとした動作や髪質によって邪魔に感じやすい部分です。まず「どの場面で気になるのか」を整理すると、自分に合った対策を見つけやすくなりますよ。
ここがポイント!
- 襟足の悩みは「伸ばしかけ・生えグセ・後れ毛・髪量の多さ」などが主な原因
- 特に伸ばし途中やアップスタイルのときに邪魔に感じやすい
- 生えグセや髪質によっては短くても浮きやすいので注意
- 状況に合わせた対処法を選ぶことが解決の近道
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襟足が邪魔な時はどう切る?スッキリ見せるコツ
「もう襟足が鬱陶しくて我慢できない!いっそ切ってしまいたい」という場合はもちろん、カットで対処する方法があります。首元でチクチクする長い髪は、思い切って短く整えてしまうのがおすすめです。
① 襟足を刈り上げる
最近は襟足を軽く刈り上げるスタイルも一般的になっています。下部分を数ミリ〜1センチ短くしておくと、首筋がすっきり見え、カットの持ちも良くなります。地肌が青く見えない長さにすれば、自然で清潔感のある仕上がりになります。
② 襟足だけ定期的に整える
ショートから伸ばし途中の人は、襟足だけを定期的に整えるとシルエットが保てます。全体を伸ばしていても、襟足を少しカットするだけでロングへの移行が綺麗になります。
③ プロに任せて量感調整する
襟足の厚みや重さが気になる人は、美容師に量感調整をお願いするのがおすすめです。すきバサミで髪を軽くしてもらうと、ハネや膨らみを抑えて扱いやすくなります。
④ 伸ばしかけでも遠慮なくオーダーする
「伸ばしている最中だから切らないほうが良いのでは…」と心配する人もいますが、襟足は例外。美容師に「伸ばし中だけど襟足だけ整えて」と伝えれば、長さを変えずにバランス良く整えてもらえます。
美容師からのアドバイス
襟足が気になる時は無理に我慢せず、プロに相談するのが一番です。首元がすっきりするだけで、毎日の快適さも大きく変わりますよ。
ここがポイント!
- 襟足を刈り上げると首元が引き締まり、すっきり感が長持ちする
- 襟足だけ整えることで、伸ばしかけでもシルエットが綺麗に保てる
- プロの量感調整で襟足の厚みやハネを軽減できる
- 「伸ばし中」と伝えれば、長さを変えずに微調整してもらえる
襟足の髪を切らずにスッキリまとめる方法
「襟足が邪魔だけど、できればカットはしたくない…」という方もいるでしょう。
そこで次は、髪を切らずに襟足問題を解決する方法をご紹介します。ポイントは、スタイリングやヘアケアで襟足を目立たなくする工夫です。
襟足のまとめ方① スタイリング剤で抑える
市販のスティック状ワックスを使えば、襟足の後れ毛を手軽に抑えることができます。毛流れに沿ってなでるだけで収まりが良くなり、仕上げにスプレーをかければ崩れにくくなります。
襟足のまとめ方② ピンやゴムで固定する
短い襟足の毛束が落ちてくる場合は、根元をヘアピンや小さなゴムで留めましょう。少量でも固定しておくと、首に髪が触れる不快感を減らせます。
襟足のまとめ方③ ドライヤーやアイロンで整える
ショート〜ボブで襟足がハネやすい場合は、乾かし方を工夫します。根元を押さえるようにドライヤーを当て、仕上げにストレートアイロンで内巻きにすると首に沿って綺麗に収まります。
襟足のまとめ方④ 襟足シェービングで産毛処理する
どうしても産毛が気になる場合は、理容室やシェービングサロンで襟足を処理してもらうのも有効です。首筋がすっきりして清潔感が出ますが、セルフケアは難しいのでイベント前など限定的に取り入れるのがおすすめです。
美容師からのアドバイス
襟足は、ちょっとしたスタイリングの工夫で驚くほど快適にできます。毎日の手間を少し減らすためにも、便利なアイテムを上手に取り入れてみてくださいね。
ここがポイント!
- スティックワックスで後れ毛を抑えると簡単にまとまる
- ピンやゴムで固定すれば短い毛の落下防止に効果的
- ドライヤー&アイロンで整えるとハネを防ぎやすい
- 産毛が多い場合はシェービングで首元をすっきり
よくある質問と回答
Q1. 髪を伸ばしている途中に、襟足を切ってもいい?
はい、襟足が不格好に伸びて気になるようであれば、途中で整えてしまって問題ありません。むしろ伸ばしかけの時期こそ襟足をトリミングしたほうが全体のバランスが良くなり、綺麗に髪を伸ばすことができます。
襟足だけカットする場合でも、美容師さんに「伸ばし中なので長さは変えず襟足だけ整えてほしい」と伝えれば対応してもらえますよ。
Q2. 襟足の毛が生えグセでハネてしまう。どうすればいい?
襟足のハネには、まずドライヤー&ブラシで根元から矯正する方法がおすすめです。髪を乾かす際に襟足を上から押さえて乾かすと、浮きグセが抑えられます。それでも難しい場合は、ストレートアイロンで襟足の毛先を内側に軽く伸ばすと良いでしょう。
また、美容院で襟足部分だけ部分的に縮毛矯正やストレートパーマをかけてもらう方法もあります。プロの技術で癖をつけてもらうと、頑固な浮き毛も収まりやすくなりますよ。
Q3. ポニーテールにしたときの襟足をうまくまとめるコツは?
襟足の後れ毛対策には、スタイリング剤とヘアピンの併用が効果的です。スティックタイプのヘアワックスを襟足の生え際に塗って馴染ませると、細かい毛までピタッと落ち着きます。その上で落ちてきそうな毛束を数本のピンで留めて固定しましょう。
それでも難しい場合は、襟足の毛だけ小さく結んでお団子状にピンで留めたり、スカーフやヘアバンドで襟足ごと覆ってしまう方法もあります。髪の長さに合わせて工夫してみてください。
まとめ
襟足の髪が邪魔だと感じてしまうのは、多くの人に共通するお悩みです。しかし、原因に合わせた適切な対処をすることで、そのストレスはぐっと軽減できます。
襟足が気になる場合は「切る」か「整える」か、大きく二通りの解決策があります。カットで襟足をすっきりさせれば、首元の煩わしさは即座に解消し、ヘアスタイルのシルエットも美しく整います。一方、髪を切りたくない場合でも、スタイリング剤やドライヤーテクニックを駆使すれば襟足を目立たなくすることが可能です。
伸ばしかけで襟足だけが目立つときも、無理に我慢する必要はありません。適宜プロに相談したり、自宅でのケアを取り入れたりして、襟足とうまく付き合っていきましょう。襟足が快適に収まれば、毎日のヘアアレンジももっと楽しくなるはずです。
この記事からわかる5つのポイント
- 襟足が邪魔になる原因は「伸ばしかけ」「生えグセ」「後れ毛」などにある
- 襟足をカットや刈り上げで整えると即効でスッキリする
- 刈り上げは地肌が透けない長さでも効果的で、美容師に任せるのが安心
- 切りたくない場合は、ワックスやピンで後れ毛を抑える方法が有効
- 髪を伸ばし中でも襟足は整えてOK。バランスよく伸ばせる
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