ピンク系のヘアカラーをキレイにキープしたい方は、ピンクシャンプーを試してみたくなりますよね。しかし「どれくらいの量を使えばいい?」など、使い方に悩む声も多く聞かれます。
この記事ではピンクシャンプーの特徴や正しい使い方を美容師が解説し、使用量や頻度について具体的にアドバイスします。正しいケアを学んで、ピンクカラーの色持ちを長く楽しみましょう!
この記事でわかること
- ピンクシャンプーの特徴と効果
- ピンクシャンプーの基本的な使い方と準備
- 適切な使用量の目安とおすすめ頻度
- 使用時の注意点・よくある間違い
- ピンクシャンプーで美しい髪色を保つコツ
ピンクシャンプーとは?その特徴と効果

ピンクシャンプーはその名の通り、ピンク色の染料が配合されたカラーシャンプーです。特にピンク系や赤系など暖色系のカラーをしている髪の色落ちを防ぎ、鮮やかに長持ちさせる効果があります。
また紫色素も含まれるため、ブリーチ後の黄ばみを抑え、髪が緑っぽくなるのを防ぐ働きもあります。逆に、染めていない黒髪や暗い髪には効果がほとんどないので、明るい髪色の方に向いたアイテムです。
暖色系カラーをしている方は、ピンクシャンプーで色味をしっかり補充しましょう。
ピンクシャンプーに向く髪色
ピンクシャンプーはピンクや赤、オレンジ系の明るい髪色に特におすすめです。色が抜けると黄ばみや緑味が出やすいブリーチヘアにも効果的で、染料の濃さで髪全体にムラなく色味を入れられます。
ただし、元の髪色が暗い(黒髪や2~3トーン程度)場合はほとんど色が入らないので、期待する効果は得られません。
美容師からのアドバイス
ピンクシャンプーは髪を明るい暖色系に染めている人におすすめです。暗い髪だと染料がほとんど発色しないので、ヘアカラーが明るい方ほど効果が実感できますよ。使用前に髪質やベースのトーンをチェックしましょう。
ここがポイント!
- ピンク・赤系の髪色に効果的
- 黄ばみや緑っぽさを抑える成分入り
- 暗い髪(黒髪)には色が入らない
- 髪が明るいほど染まりやすい
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ピンクシャンプーの使い方の基本
使い方は基本的に普通のシャンプーと同様ですが、いくつかポイントがあります。
まず、乾いた髪を優しくブラッシングし、絡まりをほぐしておきます。次にシャワーでしっかりと予洗いをし、汚れを落とします。
このときぬるま湯(約38度以下)で、髪全体を2~3分ほど洗い流すことでシャンプーの泡立ちが良くなり、その後の色素の入りも良くなります。
泡パックで色素を定着
予洗い後は髪の水気をタオルで軽く拭き取り、タオルドライ状態にしてからピンクシャンプーを使いましょう。手に適量を取り、毛先から全体になじませて泡立てます。
一度髪全体に塗ったら、コームや指でさらにとかして均一になじませてください。泡立てるというよりクリーム状に塗布するイメージで、しっかり髪全体に色素を行き渡らせます。
塗布後は1~5分ほど泡パック(放置)して、色素を髪に定着させます。最後にぬるま湯でしっかり洗い流し、必要に応じてトリートメントやコンディショナーでしっかり保湿しましょう。
ドライヤーで根元から乾かすとキューティクルが閉じてカラーの持ちがさらに良くなります。
美容師からのアドバイス
ブラッシングや予洗いを丁寧に行うと、汚れが落ちてピンクシャンプーの色素が均一に入りやすくなります。特にブリーチした髪は絡まりやすいので、しっかりほぐしてからシャンプーしましょう。泡パックは少し長め(3~5分)行うと色素がしっかり定着します。
ここがポイント!
- 髪をブラッシングしてから予洗いする
- シャンプー前にタオルドライで水気を減らす
- 泡立てずクリーム状に塗布する
- 1~5分間の泡パックで色素を浸透
ピンクシャンプーの使用量・頻度

ピンクシャンプーは染料が濃いため、適切な使用量を守ることが大切です。初めて使うときは、いつも使っている普通のシャンプーと同じ量から始めましょう。
使用量は「普通のシャンプーよりやや多め」
まずはこの量で髪にどれくらい色が入るか確認してみて、濃さが足りない場合は少しずつ増やしていくと安心です。
使用量が少ないと髪にムラができやすいので、普通のシャンプーよりやや多めに使うのがポイントです。一度に大量に出すのではなく、髪を数箇所に分けて少量ずつ足しながらなじませていくと、全体に均一に染まります。
洗っている最中に泡立ちが足りないと感じたら、その都度少しずつ追加して調節しましょう。
使用頻度は「週2~3回」
使用頻度は週2~3回を目安にするのが一般的です。毎日使っても問題ありませんが、毎日使うと色が入りすぎて濃くなりすぎることもあるので注意しましょう。
髪色や好みに合わせて、色落ちの具合を見ながら頻度を調整するのがコツです。
美容師からのアドバイス
ピンクシャンプーは染料が強いので、初回は控えめな量から始め、髪の染まり具合を見ながら増減しましょう。髪がダメージしている場合は少し塗布時間を短めにするなど、髪の状態に応じて使い方を工夫すると失敗が少ないですよ。
ここがポイント!
- 初回は通常のシャンプー量からスタート
- 少なすぎると色ムラになるのでやや多めに
- 髪を分けて少しずつ追加しながら使う
- 使用頻度は週2~3回が目安
ピンクシャンプー使用時の注意点

ピンクシャンプーはカラー補助が目的なので、いくつか注意点があります。
まずは、汚れ落とし目的ではないため、日常的に皮脂やスタイリング剤が多い場合は先に通常のシャンプーで汚れを落としてから使うのが理想です。ピンクシャンプーだけを毎日使うと髪が染まりすぎたり、洗浄力不足で汚れが残ったりすることがあります。
また、暗い髪色(黒髪など)にはほとんど効果がありません。ピンクシャンプーは髪をピンクに染める効果が弱いため、暗い髪には使わないようにしましょう。
さらに、次にヘアカラーをする予定がある場合はピンクシャンプーの使用を控えてください。ヘアカラー剤の色の入りが悪くなる可能性があるため、ピンクシャンプー使用後は最低でも1週間以上空けるのがおすすめです。
美容師からのアドバイス
ピンクシャンプーはあくまで色味補充用なので、皮脂や汚れは通常シャンプーで落としてから使いましょう。また、放置時間を長くしすぎると頭皮が乾燥する場合もあるため、説明通りの時間を守ること。明るい髪色への使用に留め、トーンの低い髪色には別のケアを検討してください。
ここがポイント!
- 普段の汚れ落としは通常シャンプーで行う
- 暗い髪色には変化がほとんど出ない
- カラー直後すぐの使用は避け、間隔を空ける
- 頭皮や髪への刺激が気になる場合は時間短縮を
ピンクシャンプーの使用量についてよくある質問
Q1. 初めてピンクシャンプーを使う場合、どれくらいの量を使えばいいですか?
最初は普段使っているシャンプーと同じ量から始めるのがおすすめです。髪に色がどれくらい入るかを見ながら、少しずつ量を増やして調整しましょう。
使用量が少ないと染まりにムラができやすいので、足りない場合は追加するとよいです。
Q2. シャンプー中に泡が足りなくなったらどうすればいいですか?
泡立ちが足りないと感じたら、少量ずつピンクシャンプーを追加しましょう。一度に大量に足すのではなく、髪の状態を見ながら足していくことで、ムラなく染まりやすくなります。
Q3. ピンクシャンプーは毎日使ってもいいですか?
基本的には週2~3回の使用で十分です。毎日使っても問題ありませんが、毎日続けると色が入りすぎてしまう場合もあるので、髪色の状態を見ながら調整すると安心です。
まとめ
ピンクシャンプーの効果を最大限に引き出すには、使用量や頻度、使い方のコツをしっかり押さえることが大切です。そうすることで、暖色系のカラーを長持ちさせたい方にとって心強い味方となります。
まずは普段のシャンプーと同じ量で試し、色の入り具合を見ながら量を調整していきましょう。予洗いやタオルドライなど、ちょっとした工夫で色ムラや失敗を防ぐことができます。
また、週に2~3回の使用が目安ですが、髪の状態や好みに合わせて柔軟に対応してください。黒髪など暗いトーンの髪には効果が薄い点や、汚れ落としには向かないという特性にも注意が必要です。
この記事を参考に、ピンクシャンプーを上手に使って、理想のカラーを長く楽しんでくださいね!


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